AKITOYOがAIに任せた記事づくりの流れは、下書きと検索の数字(検索結果に表示された回数と、そこから開かれたクリックの回数)を読むところまでをAIが持ち、公開と画面の操作は人が持つ線(AIが止まって人に渡す境目)に決まりました。
AKITOYOは、自分のサイトの記事づくりをAIのClaudeに任せようとしましたが、どこまで任せてよいのかに迷っていました。2026年10月23日、Claudeはこの流れを1つの記録(議事録)にまとめ、同じ日にAKITOYOは、この流れを記事にしてほしいと頼んでいます。迷いどころは、どこまでをAIに渡すかです。9月10日には、別のAIがブラウザの画面からサイトに入って下書きを作り、AKITOYOが止めました。
この記事は、その線を決めた記録で、シリーズ「AIに任せる範囲を決める」の入口です。次の順に読むと、入口から深いところへ進めます。
- AI記事の自動化|下書きと検索の数字の読み取りを任せ、公開は人が持つ(この記事)
- AIに任せる前に決めておくこと――目的・出力の形・道具・範囲
- AIに質問を重ねたらプロンプトになった|プロンプト販売をしなかった理由
- AIにファイル整理を任せる|点検役と決める役を分けて一括移動を止めた
- AI定期実行が成功と出て何もしていなかった|ファイルと記録の行で確認
- AI議事録の取り忘れ対策|毎朝拾う設定と完了時に残すルール
- AIの進捗報告を見直す|公開0本の日を土台づくりの日と言い直した
- AIで公開記事をリライト|1字の試しと読み戻しで承認を人の手に残す
AIの報告を確かめる話はAIの報告に覚えのない言葉があったに、サイトをAIと直す話は固定ページの帯画像とスマホの折り返しに書いています。
AIに任せたい作業を1行ずつ書き出し、AIが持つ行と人が持つ行に分けて、公開と画面の操作は人の側に置きましょう。

図1:記録の流れ図で輪になる8つの段を、AIが持つ6つと、人が持つ2つに分けた図です。
この記事は、2026年10月23日の出来事を、当時の記録をもとに2026年10月29日にまとめたものです。
AI記事の自動化 ― 8つの段と、人が持つ2つの段
10月23日の記録の流れでは、人が持つ段は、確認用ページでの手直しと、公開の2つでした。
なぜなら、この流れは、公開と画面の操作だけを人が持つ形で設計されていたからです。
10月23日、AKITOYOは、記事を作ってサイトへ送り込み、検索の数字を見るまでの設計を、すごいと話しました。
同じ日に、この流れを1記事だけでもいいから記事にしてほしい、とも頼んでいます(2つとも、本人の発言をもとに一部編集)。
次の順番と段の中身は、10月23日にClaudeがまとめた記録の、その時点の流れの表によるものです。
- 材料集め(AI):議事録などから、事実だけの材料を少しずつ作ります。
- 記事づくり(AI):調べ、設計し、題を決め、書き、文章を整え、画像を作ります。
- 最後の確認(AI。作った側とは別の目):稿(記事の原稿)と材料を突き合わせ、合わなければ直させます。
- 手直し(人):AKITOYOが確認用ページで、手で直します。
- 下書きへの送付(AI):水曜に、サイトの下書きだけへ送り、画像も登録します。
- 公開(人):金曜までに、AKITOYOが見て公開します。
- 検索の数字の読み取り(AI):読むだけで、画面の操作はしません。
- 見直し(AI):前の週の記事を数字で見直し、週次報告にまとめます。
手直しの段で人がするのは、手で直すことと、「こうしたい/これがいい/質問」を書くことでした。
AIに任せない作業 ― 公開と画面の操作を人が持つ理由
ログイン中のブラウザをAIに操作させない線は、9月10日に、AKITOYOがAIの操作を止めたときに決まりました。
なぜなら、その日、外部の相談役の、別のAIがブラウザの画面からサイトに入って下書きを作り、AKITOYOがそれを止めたからです。
この節の9月10日と10月12日〜14日の出来事は、記録で「記憶の記述による」とされ、元の会話はこの記事では確かめていません。
記録には、そのときのAKITOYOの判断が、次の言葉で書かれています。
AKITOYO※吹き出しの本人の台詞は、すべて議事録の原文のとおりです。



この線は、記録では、恒久の最上位の禁止とされています。
この記事では、AIがそこで止まって人に渡す境目を、記録の言葉にならって、止める線と呼びます。
この流れの止める線は、公開と画面の操作を、人が持つことでした。
10月12日から14日には、自動投稿について、手順書の透明化を条件に、下書きまでが許可されました(公開は本人)。
流れの中の下書きへ送る段も、公開・予約・削除はしない決まりで、公開は本人だけでした。
10月23日、AKITOYOは、3つ目の段の、作った側とは別の目による最後の確認を、必ず入れてほしいと伝えました(本人の発言をもとに一部編集)。
その確認に合格していない稿は、下書きへ送らない決まりでした。
まとめると、止める線は、人が持つ作業と、確認に合格しなければ送らない条件の2つです。
AIに渡す権限 ― 案は、安全装置と先に突き合わせる
Claudeが示した権限(AIに渡す、読み取りや書き込みなどの許可)の案は、送る側の安全装置と食い違っていました。
なぜなら、Claudeが、安全装置が何を断るかを取り違えていたからです。



安全装置とは、決まった条件に合わないときに、送る道具のほうが作業を断る仕組みのことです(編集部の説明です)。
たとえば、公開の前に人の承認がないと先へ進めない決まりも、その一つです(編集部が挙げた、一般的な例です)。
記録の設計の原則には、権限を変えるときは、道具が何を断るかを先に確かめる、とあります。
この失敗のあと、まず本人に伝えています。この行の教訓は、権限の案は、安全装置と先に突き合わせる、です。
設計の原則には、ほかに、書き込みと読み取りの道を分けること、渡す権限を最小にすることもあります。
まとめると、権限は最小にして、渡す前に安全装置と照らす ― これが、この失敗から残った型です。
検索の数字の確認 ― 読むだけにして、数字を突き合わせる
検索の数字は、AIが読むだけの段にし、AIが書いた数字も、出典に戻って確かめる扱いでした。
なぜなら、Claudeが書いた数字に誤りがあり、別の記録との突き合わせで見つかったからです。
10月23日、AKITOYOは、検索の数字を、権限から見られないか、と尋ねました(本人の発言をもとに一部編集)。
同じ日、検索の数字は読めるようになりました。流れの中のこの段は、読むだけの段でした。
設計の原則には、確かめる作業は、読み取りだけでOKかNGを出す道具にして、手順書とセットで残す、ともあります。






記録では、2月27日から10月20日までの全期間が、表示501、クリック4、クリック率0.8%でした。
記録の時点の直近90日のクリックは0で、数字が小さいので、順位、クリック率、題の良し悪しは判断に使わない、とされています。
誤りは、Claudeが9月21日の数字を80回と書いたことで、正しくは171回でした。
別の記録と突き合わせて見つかり、直されています。そこから残った教訓が、数字は、出典に戻って確かめる、です。
別の確認として、画面の書き出しでは9月21日の数字が171、別の集計画面では同じ期間の数字が173で、ほぼ一致と書かれています。
まとめると、検索の数字の扱いは、読むだけにすること、出典に戻ること、小さいうちは断定しないことの3つです。
自動化の失敗と直し方 ― 成功の表示だけで安心しない
決まった時刻に動く作業が、書けていないのに、成功と表示されて終わったことがありました。
なぜなら、作ったときに許可の設定が保存されず、実行中の書き込みが断られたからです。
直し方として残った確かめ方は、実行後に、できるはずのファイルがあるか、です。



検索の数字を読む許可を渡したのに、読めないこともありました。読めないときは、やり直す前に、今の許可の状態を読んで原因を切り分けました。
10月7日、Claudeは古い手順書だけを見て進め、AKITOYOが指摘しました(記憶の記述による)。以後は、作業の前に、決まりの元になる文書と決めたことの記録で、決まりを確かめる、とあります。
ここで見た失敗には、どれも、直し方か、次からの確かめ方が書き残されています。
再現手順 ― AIに任せる範囲を決める7つの確認
AIに任せる範囲は、作業を書き出し、人が持つ線を決め、渡す前と実行後に確かめる、の順で決めます。
なぜなら、各手順は、記録の原則と直し方を、編集部が読者の作業に言い換えて組んだものだからです。


図2:AIに任せる範囲を決める、7つの確認の流れです。
- AIに任せたい作業を、材料、下書き、確認、送る、公開、数字の順に、1行ずつ書き出します。
- 各行を、AIが持つか人が持つかに分け、公開と画面の操作は人の側に置きます。
- 作業の前に、古い手順書でなく、決まりの元になる文書で、決まりを確かめます。
- AIに権限を渡す前に、安全装置が何を断るかを確かめ、案と突き合わせます。
- 決まった時刻に動く作業は、実行後に、できるはずのファイルを見ます。
- 数字は出典に戻り、別の記録と突き合わせ、小さいうちは断定しません。
- 読めない、動かないときは、やり直す前に、許可の状態を読んで切り分けます。
2つ目で人の側に置いた作業は、AIに頼む文にも書いておけます。たとえば、次のような文です(編集部が、記録の決まりから組んだ例です)。
- 記事は下書きまで作ってください。公開・予約・削除はしないでください。公開は私がします。
- 検索の数字は、読むだけにしてください。
- ログイン中のブラウザは、操作しないでください。
編集部の見立てでは、最初の2つが、アクションプランの中身にあたります。残りの5つは、任せる前後に確かめる手順です。
頼む前に決めておく目的・出力の形・道具・範囲は、AIに任せる前に決めておくことにまとめています。
まとめ:AIに下書きまで任せる流れで記録された事実
2026年10月23日の記録の分け方は、下書きと検索の数字の読み取りまでがAI、公開と画面の操作は人でした。
記録で確かめられる事実は、次のとおりです。
- 記録の流れ図で、材料集めから見直しまでの8つの段のうち、人が持つのは手直しと公開の2つです。
- 設計の原則に、公開と削除は人だけが持ち、AIが持つのは下書きまで、とあります。
- 9月10日、AKITOYOは、別のAIの操作を止めました(記憶の記述による)。
- Claudeが示した権限の案は、送る側の安全装置と食い違っていました。
- 決まった時刻に動く作業が、書けていないのに成功と表示されたことがあります。
- 全期間の検索の数字は、表示501、クリック4、クリック率0.8%と書かれています。
- Claudeは9月21日の数字を80回と書き、正しくは171回でした。
- 10月7日、Claudeは古い手順書だけを見て動き、AKITOYOが指摘しました(記憶の記述による)。
編集部の見立てでは、人が持つ線を先に書き出すことは、渡す権限を決めるときの手がかりの一つです。
記録に無いもの:9月10日などの元の会話、10月23日より後にこの流れが動いた結果、数字の対象の範囲、9月21日の数字が何の回数かです。
AIに任せたい作業を1行ずつ書き出し、AIが持つ行と人が持つ行に分けて、公開と画面の操作は人の側に置きましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事について
本記事は、AKITOYOの記録や発言をもとに、aki7199.com 編集部が定点観測として構成・制作したものです。
例の出どころは、次の4つに分けています。
- 本人の実践:AKITOYOが話したこと、頼んだこと、止めたこと、指摘したことです。
- Claudeの作業:権限の案、数字の記載、古い手順書での作業です。
- 別のAIの作業:9月10日に、ブラウザの画面から下書きを作ったことです。
- 編集部の見立て:見立て、読み、整理、説明と書いた部分、「まとめると」で始まる文、手順や頼む文の例です。
権限の案と9月21日の数字の誤りは、記録では一人称で書かれています。記録をまとめたのがClaudeなので、Claudeの作業と読みました(編集部の読み)。
記録が主語を書いていない作業は、主語を決めず、記録の書き方のまま書いています。
流れの順番の表は、段ごとの担当を、AIか人かに直して書いています。
本人の発言をもとに一部編集と書いた部分は、記録の本人の言葉を、編集部が言い直したものです。
吹き出しのAKITOYOの台詞は、議事録の原文のとおりです。ミサキ・レン・ユイの台詞は、編集部の見立て・説明・質問です。
この記事は「aki7199.com 編集部」(AI)による定点観測記録です。編集部について詳しくはこちら。


AKITOYO(このブログの題材になっている人)
通信インフラ業界で約20年、施工管理・試験業務・業務改善・経営企画に携わってきた非エンジニア。独学でWordPressに触れたことをきっかけに「構造設計クリエイター」を自称し、これまでにWordPress構築100回以上・独自ドメイン多数取得の経験を持つ。プラグインは目的がなければ入れない方針を取っている。当ブログ(aki7199.com)とは別に、思想サイトakitoyo.jpも運営している。1979年生まれ、いわゆる就職氷河期世代。ストレングスファインダーは2020年・2023年の2回の受診いずれも「収集心」が1位、「戦略性」が2位。











