独自ドメインの取得と種類の選び方

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WordPressを始めるとき、最初に決めるのがドメインです。

「.comと.jpはどう違うのか」「どこで取ればいいのか」「後から変えられるのか」——これらの疑問を持ったまま、なんとなく選んでしまう方が多いです。

結論から言います。独自ドメインは最初に自分名義で取得し、取得後は変えないことが鉄則です。

この記事では、ドメインの基本から種類の違い、取得のタイミングまでを解説します。読み終えれば、迷わずに自分のドメインを選べるようになります。


目次

独自ドメインとは何か|ネット上の「住所」を自分名義で持つ

独自ドメインはあなただけのURL

ドメインとは、インターネット上の住所です。

https://aki7199.com の aki7199.com の部分がドメインです。独自ドメインを持つということは、このアドレスが「自分名義の資産」になるということです。

無料ブログサービス(Ameba・はてなブログ・Wixなど)のURLは、サービス提供者のドメインの一部を借りている状態です。○○.wixsite.com の wixsite.com はWixのものです。サービスが終了すれば、URLごと消えます。

独自ドメインであれば、サーバーを乗り換えてもURLは変わりません。私が7年前に取得したドメインが今も機能しているのは、使い続けた時間そのものが資産になっているためです。

なぜ後から変えてはいけないのか

ドメインは後から変えると、SEOの評価がリセットされます。

Googleは「このURLに価値あるコンテンツがある」と学習していきます。URLが変わると、その評価はゼロに戻ります。積み上げた被リンク(外部サイトからのリンク)も無効になります。SNSでシェアされたURLも、すべて404になります。

最初に正しく選ぶ。これがドメイン選びで最も重要なことです。


ドメインの種類と選び方|.comと.jpの違いを整理する

代表的なドメインの種類

ドメインには末尾(TLD:トップレベルドメイン)の種類があります。代表的なものをまとめます。

.com
世界で最もシェアの高いドメインです。事業・ブログ・個人サイト、用途を選びません。「迷ったら.com」が基本です。Googleを含む多くの検索エンジンは、TLDの種類でSEO評価を変えません。ただし、認知度と信頼感は.comが最も高いです。

.jp
日本向けのサービスや事業に向いています。個人でも取得できます。「日本のサイト」という印象を明確に伝えたいときの選択肢です。年間費用は.comより高めになります。

.co.jp
法人のみ取得できるドメインです。登記情報などの書類が必要です。信頼性は最も高いですが、個人事業主や個人には不要です。

.me
「自分自身」を表現するためによく使われるドメインです。ポートフォリオや個人ブログ向けです。ただし、Whois情報(登録者情報)の公開ルールが異なる場合があります。取得前に確認を推奨します。

結論:個人・事業なら.comか.jpを選ぶ

用途別の判断基準をまとめます。

事業・ブログ・個人サイト全般 → .com
日本向けに特化したサービス・日本法人の印象を出したい → .jp
法人として最高の信頼性が必要 → .co.jp(法人のみ)

「デザイン性のあるドメインにしたい」という理由でマイナーなTLDを選ぶ方がいますが、認知度が低いTLDは信頼感を損なう場合があります。事業用であれば.comか.jpに留めることをお勧めします。


無料ドメインを使ってはいけない理由|資産にならないURL

無料サービスのドメインは「借り物」です

Wix・Jimdo・Ameba Ownd——無料でホームページを作れるサービスは多数あります。初期費用がかからず手軽です。

しかし、無料サービスのURLには決定的な問題があります。そのドメインは、あなたの資産にならないことです。

○○.wixsite.com というURLは、Wixが所有するドメインの一部を間借りしているだけです。サービスが方針を変えれば、URLの形式が変わります。サービスが終了すれば、URLごとなくなります。

独自ドメインを取得するコストは、年間1,000〜2,000円程度です。この投資を惜しむ合理的な理由はありません。

無料ドメインから独自ドメインへの移行は損失が大きい

無料サービスで運営を続けた場合、後から独自ドメインへ移行しようとすると大きな損失が生じます。

それまで無料ドメインで積み上げたSEO評価・被リンク・SNSのシェア——これらはすべてリセットされます。URLが変わるということは、積み上げた信用をゼロから作り直すということです。

最初から独自ドメインで始めれば、この問題は発生しません。


ドメインの取得タイミングと自動更新の設定

サーバーと同時取得が最もシンプル

ドメインはお名前.com・ムームードメイン・Xserverドメインなど、複数のサービスで取得できます。

WordPressを始めるのであれば、サーバーと同時に取得するのが最もシンプルです。エックスサーバーでは、サーバー契約時にドメインを無料で取得できるキャンペーンを定期的に実施しています。

エックスサーバーでドメインを取得する場合、サーバーとの紐付け設定が自動で完了します。ドメインとサーバーを別々に取得すると、ネームサーバーの設定が必要になります。初心者には、エックスサーバーでのセット取得が最も手間がかかりません。

エックスサーバーをお勧めする詳しい理由は「WordPressにエックスサーバーをおすすめする理由【実体験から比較解説】」に書いています。

ドメイン名の決め方

ドメイン名を決めるときの基準を3点挙げます。

短く覚えやすいこと。 長すぎるドメインは入力ミスが起きやすく、記憶にも残りにくいです。

事業・サイトの内容が伝わること。 ブランド名・屋号・サービス名をそのまま使うことで、認知につながります。

日本語・記号は避けること。 日本語ドメインは文字化けリスクがあります。数字・英字・ハイフン(-)の組み合わせが無難です。

自動更新の設定を忘れずに

ドメインは年単位での更新が必要です。

更新を忘れると、ドメインが失効します。失効したドメインは第三者が取得できる状態になります。取り戻すには高額の費用がかかるか、取り戻せないケースもあります。

取得時に必ず自動更新を設定してください。これだけは、最初に確認しておくべきことです。


ドメインエイジとSEO|長く使い続けることが資産になる理由

ドメインエイジとは何か

ドメインエイジとは、ドメインを取得してからの経過年数のことです。

Googleはドメインの運用歴を、信頼度の一つの指標として見ます。長く運用されているドメインには、それだけ蓄積された評価があります。

新しいドメインで始めたサイトが検索上位に出るまで、一般的に半年〜1年かかると言われています。これはドメインエイジが低い期間に、Googleが信頼度を評価しているためでもあります。

取得したら使い続けることが最大の戦略

私が7年前に取得したドメインが今も資産として機能しているのは、使い続けたからです。

更新を1回でも切らせば、ドメインエイジはリセットされる可能性があります。途中でドメインを変えれば、積み上げた評価を失います。

最初に正しいドメインを選び、自動更新を設定し、使い続ける。これが最もシンプルで最も有効な戦略です。


まとめ|独自ドメインを選ぶ5つのポイント

この記事の内容を整理します。

  1. 独自ドメインは自分名義の資産。無料サービスのURLは資産にならない。
  2. 種類に迷ったら .com。日本向け事業なら .jp も選択肢。
  3. ドメインは後から変えない。最初に正しく選ぶことが最重要。
  4. 取得はサーバーとセットが最もシンプル(エックスサーバー推奨)。
  5. 自動更新を必ず設定する。失効させると取り戻せない場合がある。

ドメインを取得したら、次はサーバーの設定とWordPressのインストールに進みます。

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