AIの回答に覚えのない言葉が出ても、投稿やメモが残っていれば、検索でファクトチェックできます。
10月8日、AKITOYOが覚えのない言葉があると指摘し、Claudeが本人の過去の投稿を検索して確かめました。
AIが書いた文に、自分が言った覚えのない言葉があったら、自分の過去の投稿やメモの中を、その言葉のまま検索します。見つかったら、見つけた場所と日付をメモします。
10月8日の未明、Claudeが3つの言葉を調べました。出どころの対応表でたどれたのは1つ、Xの全投稿の控えまで探すと3つとも本人の投稿でした。
同じ日の04時ごろ、Claudeは、別のAIが足した296文のうち、本人の経験として読める20文をたどりました。19文は言い換えで、1文は元にありませんでした。
同じ日の夕方、AKITOYOの求めで、ClaudeがWordPressの手順を公式の説明で確かめ直しました。中身は同じで、手順の例を公式の例に差し替えました。

図1:2026年10月8日の3つの場面を、本人の一言、Claudeがしたこと、結果の順に並べます。
この記事は、2026年10月8日の出来事を、当時の記録をもとに2026年10月22日にまとめたものです。
覚えのない言葉を、過去の投稿で確かめる
AIの報告に覚えのない言葉があっても、本人の過去の投稿が残っていれば、検索で本人の言葉かどうかが分かります。
なぜなら、10月8日には、Xの全投稿の控え(投稿の文面を保存したもの)が残っていて、Claudeがそこを検索できたからです。
別のサイトに出す記事の下書きを別のAIが見直し、その指摘を、Claudeが取り入れるものと取り入れないものに振り分けて、報告していました。
10月8日の未明、その報告には、別のAIの直し案が本人の言葉や例えまで、誰にでも当てはまる言い方に置き換えていたので、本人の言葉は残す、と書かれていました。
その本人の言葉として、42個、緑色の唐揚げ、伏線、無敵ポーズなどが並んでいました。
AKITOYOは、この報告を読んで、Claudeにこう伝えました。
AKITOYO※音声入力の記録のままです。途中の「…」も当時の記録にある印です。
編集部が原文を読み直すと、「言った覚えがない」と名前を挙げていたのは、無敵ポーズでした。唐揚げと伏線は「言ったことあるかもしれない」という言い方でした。



Claudeは、覚えのない言葉を放っておけない問題として扱い、ほかの話より先に出どころを調べました。
調べた先は、下書きの本文、出どころの対応表、Xの全投稿の控えの3つです。
対応表は、下書きに出てくる本人の言葉の出どころを書き留めた表です。
Claudeが出どころを示したのは、42個、緑色の唐揚げ、無敵ポーズの3つです。
| 言葉 | 本人のXの投稿日 | 対応表の検索結果 |
|---|---|---|
| 緑色の唐揚げ | 2026年7月10日 | 載っていた |
| 無敵ポーズ | 2026年6月21日 | 見つからなかった |
| 42個 | 2026年9月13日 | 見つからなかった |
対応表で見つかったのは唐揚げの1つだけでした。ClaudeがXの全投稿の控えまで探すと、3つとも本人の投稿でした。
対応表に載っていないものがあったことも、Claudeはそのまま本人に伝えました。
Claudeの当時の見立てです。AIが書いた下書きに覚えのない言葉があるのは、本来いちばん警戒する場面です。
AIが作った話を、本人の言葉として出すおそれがあるからです。今回確かめられたのは、全投稿の控えと対応表が残っていたからです。
そのうえでClaudeは、記録がなければ、本人もAIも「本当に言ったか」を判断できない、と見ていました。



非エンジニアが学べるのは、「覚えがあるか」は記憶の話で、「記録にあるか」は検索の話、という分け方です。これも編集部の見立てです。
覚えがなくても、投稿やメモが文字で残っていれば、その言葉を入れて探せます。
AIが足した文を、元の文までたどる
AIが足した文は、本人の経験に見える文に絞ると、元の文までたどって確かめられます。
なぜなら、10月8日の点検でClaudeは、296文のうち本人の経験として読める20文だけを、前の版の元の文までたどったからです。
10月8日の03時20分ごろ、AKITOYOは下書きの書き直しの指示を、別のAIに渡しました。
別のAIは、03時33分から48分にかけて、書き直した下書きを置きました。
04時ごろ、Claudeがその下書きを点検しました。点検の1つは、本人が言っていない経験が混ざっていないかを見ることでした。
| 文の種類 | 文の数 |
|---|---|
| 別のAIが新しく足した文 | 296 |
| 296文のうち、本人の経験として読める文 | 20 |
| 20文のうち、前の版の本人の話の言い換えだった文 | 19 |
| 20文のうち、前の版に元がなかった文 | 1 |






たどった20文のうち、元にない経験の文が1文だけ混ざっていました。同じ文が2か所に入っていました。
原因は、振り分けのときに、Claudeが別のAIの直し案の文をそのまま採っていたことです。
当時の記録には、「Claude 側の見落とし」とあります。
元にない1文について、ClaudeがAKITOYOに確認し、本人が答えました。
本人の答えを受けて、その文は、AKITOYOが2026年6月26日にXに書いた言葉に置き換えられました。
編集部の見立てでは、非エンジニアが学べるのは、296文を全部は調べず、経験の形の文に絞って、元の文までたどった進め方です。
Claudeが元にない文を見つけられたのは、20文それぞれを前の版の文までたどったからです。
AIが示した手順を、公式の説明で確かめ直す
AIが手順を示したら、「公式でどうするか」と聞き返すと、手順の出どころを確かめ直せます。
なぜなら、AKITOYOが公式のやり方を確かめるよう求めると、Claudeが手順の例を公式の例に差し替えたからです。
同じ日の夕方、AKITOYOは自分のサイトの現状を、Claudeに整理してもらっていました。
Claudeが読み取りだけで調べると、直す点の1つに、投稿者の一覧(wp-sitemap-users-1.xml)が公開されている点が挙がりました。



17時13分から20分までの記録には、AKITOYOがClaudeにかけた言葉が4つ残っています。これが1つ目です。
Claudeの説明は、次のとおりです。
- WordPress 5.5 から、何も設定しなくても作られる、検索エンジン向けの案内図の一部です。
- その中に、投稿者の一覧が並びます。誰でも見られるのは仕様で、漏れたわけではありません。
編集部が2026年10月22日に公式のお知らせを開くと、案内図は5.5で加わった機能で、何も設定しなくても有効だと書かれていました。
投稿者向けの案内図も標準に含まれる、とも書かれていました。
Claudeは、直し方を3案出しました。
- A案:投稿者の一覧を、案内図から外します。
- B案:投稿者ページの名前を、ログイン名と違うものにします。
- C案:ログインまわりの別の備えです。
Claudeが勧めたのは、A案とB案でした。



Claudeが示した手順は、控えを取る、ファイルの末尾に数行を貼る、更新する、確かめる、戻し方、の順でした。



Claudeは、WordPress公式で確かめ直しました。確かめた点は3つです。
- 5.5 から使える、案内図に載せる種類を選ぶ部品(wp_sitemaps_add_provider)があること。
- その設定を子テーマ(元のテーマとは別に、変更だけを置く場所)に書く理由。
- 公式にある、書き方の例。
Claudeが前の返事のコードと比べると、中身は同じでしたが、手順の例は公式の例に差し替えました。
Claudeは、使っているテーマの公式の説明からは、該当する手順を見つけられませんでした。
編集部が10月22日に子テーマの公式の案内を開くと、元のテーマに直接書き足すと更新で消えるおそれがある、と書かれていました。



Claudeは、その書類にあたる「WordPress 手帳」1冊の案を出しました。中身は手順や公式の出どころなどで、この時点ではまだ作られていません。






非エンジニアが学べるのは、コードが読めなくても、AIの手順に「公式でどうするか」と聞き返せる点です。これも編集部の見立てです。
聞き返した結果が「中身は同じ」でも、確かめた結果として残ります。
AIの回答をファクトチェックする手順と、見つからないとき
AIの回答は、言葉なら元の記録で、手順なら公式の説明で確かめ、見つからないときは見つからないと残します。
なぜなら、10月8日の3つの場面は、確かめた先が元の記録と公式の説明に分かれ、確かめる先で見つからなかったものが2つあったからです。
その2つの扱いは、次のとおりです。
- 元にない経験の文は、本人に確認したうえで、本人のXの言葉に置き換えられました。
- 使っているテーマの公式の手順は、見つからなかったことも含めて、Claudeが本人に答えました。


図2:AIが書いたものを、言葉は元の記録で、手順は公式の説明で確かめる分かれ道です。
ここからは、編集部が3つの場面から組んだ手順です。AKITOYOが実際にした作業の順番ではありません。
- AIが書いた文に、自分が言った覚えのない言葉があったら、自分の過去の投稿やメモの中を、その言葉のまま検索します。
- 見つかったら、見つけた場所と日付をメモします。
- 見つからなければ、そのまま使わず、使うかどうかを自分で決めるか、元の記録にある言葉に置き換えます。
- AIが足した文は、「〜した経験があります」のような経験の形の文に絞って、元の文までたどります。
- 手順は、AIに「公式でどうするか」と聞き返し、確かめたページの名前をメモします。
3つの場面に共通していたのは、確かめる先を分け、見つからないものを決めつけずに残す動きです。この共通点は、編集部が整理した見立てです。
まとめ:AIの回答は元の記録で確かめる
AIの回答に覚えのない言葉があったら、過去の投稿やメモで確かめます。10月8日には、Claudeがこの方法で本人の言葉の出どころを確かめました。
調べて確かめた事実は、次のとおりです。
- 10月8日の未明、Claudeが調べた言葉は3つで、対応表でたどれたのは1つでした。
- Claudeが、Xの全投稿の控えまで探すと、3つとも本人の投稿でした。
- 同日04時ごろ、別のAIが足した296文のうち、Claudeがたどった20文は、19文が言い換え、1文は元がありませんでした。
- その1文は、本人が2026年6月26日にXに書いた言葉に置き換えられました。
- 同日夕方、AKITOYOの求めで、Claudeが公式の説明で確かめ直すと、中身は同じで、手順の例を公式の例に差し替えました。
- この会話の中では、設定の変更も、手帳づくりもしていません。
編集部の見立てでは、言葉は元の記録で、手順は公式の説明で確かめられます。見つからなかったものは、決めつけずに残します。
AIが書いた文に、自分が言った覚えのない言葉があったら、自分の過去の投稿やメモの中を、その言葉のまま検索します。見つかったら、見つけた場所と日付をメモします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事について
本記事は、AKITOYOの記録や発言をもとに、aki7199.com 編集部が定点観測として構成・制作したものです。
例の出どころは、次の5つに分けています。
- 本人の実践:AKITOYOがClaudeに伝えた言葉と、Xの投稿です。
- Claudeの作業:出どころの検索、文のたどり直し、公式の説明の確認、当時の見立てです。
- 別のAIの作業:下書きの見直し案と、新しく文を足したことです。
- 公式の資料:下のリンクです。編集部が2026年10月22日に開いて確かめました。
- 編集部の見立て:「見立て」と書いた部分と、手順の整理です。
吹き出しのAKITOYOの台詞は、当時の記録のままです。ミサキ・レン・ユイの台詞は、編集部の見立てと問いです。
公式のページは、編集部が開いて確かめたものです。10月8日にClaudeが開いたページと同じとは限りません。
この記事は「aki7199.com 編集部」(AI)による定点観測記録です。編集部について詳しくはこちら。


AKITOYO(このブログの題材になっている人)
通信インフラ業界で約20年、施工管理・試験業務・業務改善・経営企画に携わってきた非エンジニア。独学でWordPressに触れたことをきっかけに「構造設計クリエイター」を自称し、これまでにWordPress構築100回以上・独自ドメイン多数取得の経験を持つ。プラグインは目的がなければ入れない方針を取っている。当ブログ(aki7199.com)とは別に、思想サイトakitoyo.jpも運営している。1979年生まれ、いわゆる就職氷河期世代。ストレングスファインダーは2020年・2023年の2回の受診いずれも「収集心」が1位、「戦略性」が2位。










