Web制作用語集
サイト制作や仕様書に出てくる言葉をまとめました。
気になる言葉があれば、こちらで確認できます。
Webの基本
Webサイト(ウェブサイト)
インターネット上に公開されたページの集まりのこと。会社案内や個人の活動紹介、お問い合わせフォームなどを含む「ホームページ」全体を指します。名刺サイトもWebサイトの一種です。
関連記事:第1章 SNSと独自ドメインの違い →名刺サイト
名刺を渡すように、事業の基本情報(誰が・何を・どこで)を伝えることに特化したWebサイト。集客やEC機能は持たず、取引先や見込み客に「この人はちゃんとしている」と思ってもらうための信用の土台です。
関連記事:第1章 SNSと独自ドメインの違い →ブラウザ
Webサイトを見るためのソフト。Google Chrome、Safari、Microsoft Edgeなどが代表的です。ブラウザによって表示が微妙に異なる場合があるため、制作時には複数のブラウザで動作確認を行います。
レスポンシブデザイン
パソコン・スマートフォン・タブレットなど、画面サイズに応じてレイアウトが自動的に切り替わる設計のこと。現在のWebサイト制作では標準的な手法であり、「スマホ対応」とほぼ同じ意味です。
URL
Webページの「住所」にあたるもの。ブラウザの上部に表示される「https://example.com」のような文字列です。お客様のサイトのURLは、取得するドメインによって決まります。
WordPress
WordPress(ワードプレス)
世界で最も利用されているWebサイト作成ツール(CMS:コンテンツ管理システム)。ブログから企業サイト、名刺サイトまで幅広く使われています。管理画面からテキストや画像を編集できるため、専門知識がなくても更新が可能です。
テーマ
WordPressサイトの見た目やレイアウトを決めるテンプレートのこと。テーマを変えるだけでサイト全体のデザインが切り替わります。無料のものから有料のものまで多数あり、目的や運用方針に合わせて選びます。
関連記事:第4章 テーマとプラグインの選び方 →Lightning(ライトニング)
国産の無料WordPressテーマ。シンプルで操作しやすく、日本語のサポート情報も豊富です。無料のため、納品後にお客様自身で管理・引き継ぎがしやすいのが特徴です。
関連記事:第4章 テーマとプラグインの選び方 →SWELL(スウェル)
国産の有料WordPressテーマ。デザイン性と操作性が高く、プロの制作者にも人気があります。ブロックエディタとの相性が良いのが特徴です。
関連記事:第4章 テーマとプラグインの選び方 →プラグイン
WordPressに機能を追加する拡張ツール。お問い合わせフォーム、セキュリティ、バックアップなど、さまざまな機能をインストールして使えます。ただし入れすぎると表示速度の低下やセキュリティリスクが増えるため、最小限に留めるのが望ましいです。
ブロックエディタ
WordPress標準の編集画面。文章や画像、ボタンなどを「ブロック」という単位で積み重ねてページを作る仕組みです。直感的に操作できるため、専門知識がなくてもページの編集が可能です。
固定ページ
WordPressで作成するページの種類のひとつ。ブログ記事のように時系列で並ぶのではなく、「会社概要」「お問い合わせ」のように常に同じ場所に表示されるページです。名刺サイトのほとんどのページはこの固定ページで作ります。
投稿
WordPressで作成するページの種類のひとつ。ブログ記事やお知らせなど、日付順に並ぶコンテンツです。固定ページとは異なり、カテゴリーやタグで分類でき、一覧ページに自動表示されます。
関連記事:第2章 ホームページ・ブログ・LPの違い →スラッグ
URLの一部になる文字列。たとえば「example.com/contact」の「contact」の部分がスラッグです。ページの内容がわかる英単語を設定するのが一般的です。
管理画面(ダッシュボード)
WordPressの裏側にある操作画面。ページの編集、プラグインの管理、設定変更などを行う場所です。通常は「サイトURL/wp-admin」でアクセスします。
WPForms
お問い合わせフォームを簡単に作成できるWordPressプラグイン。無料版(Lite)でも基本的なフォームが作れます。管理画面からフォームの送信履歴を確認できるため、お客様がWordPressに入らなくてもこちらで監視が可能です。
関連記事:第5章 お問い合わせフォームの運用 →Contact Form 7
WordPressで最も利用されているお問い合わせフォームプラグイン。フォームの項目やデザインを細かくカスタマイズできます。WPFormsと並んで、WordPress定番のフォームプラグインのひとつです。
関連記事:第5章 お問い合わせフォームの運用 →SiteGuard WP Plugin
WordPressのログイン画面や管理画面を不正アクセスから守るセキュリティプラグイン。ログインURLの変更や画像認証の追加ができます。WordPress運用では定番のセキュリティ対策です。
バックアップ
万が一サイトに問題が起きた場合に備えて、データのコピーを保存しておくこと。WordPressではバックアップ用のプラグイン(BackWPupなど)を使う方法や、サーバー側の自動バックアップ機能を利用する方法があります。
関連記事:第6章 運用・保守と改修の違い →WPCode
WordPressにCSSやJavaScriptなどのコードを安全に追加できるプラグイン。テーマのファイルを直接編集せずにカスタマイズできるため、テーマの更新時にカスタマイズが消える心配がありません。
functions.php
WordPressテーマの機能を制御するファイル。CSSやJavaScriptの読み込み、カスタム機能の追加などを記述します。編集を誤るとサイトが表示されなくなることがあるため、慎重に扱う必要があります。
デザイン・構成
LP(ランディングページ)
特定の目的(問い合わせ、資料請求、購入など)のために作られた1枚完結型のページ。上から下に読み進めるだけで、訪問者が行動を起こせるように構成されています。
関連記事:第2章 ホームページ・ブログ・LPの違い →ファーストビュー
Webサイトにアクセスしたとき、スクロールせずに最初に目に入る領域のこと。ここで「誰が・何を・どうしてくれるのか」が伝わらないと、訪問者はすぐに離脱してしまいます。
ヒーロービュー(ヒーローイメージ)
ファーストビューに配置される大きなビジュアルやキャッチコピーのこと。サイト全体の第一印象を決める重要な要素で、1秒で事業の価値が伝わるよう設計します。
CTA
「お問い合わせはこちら」「無料相談する」のような、訪問者に具体的な行動を促すボタンや文言のこと。適切な場所に配置することで、問い合わせ率が大きく変わります。
ワイヤーフレーム
Webページの設計図にあたるもの。色やデザインを入れる前に、各要素の配置や情報の優先順位を整理するために作成します。制作の初期段階でお客様と確認する重要な工程です。
ファビコン
ブラウザのタブやブックマークに表示される小さなアイコン。設定していないとWordPressの初期アイコンが表示され、「作りかけのサイト」という印象を与えてしまいます。512×512ピクセルの正方形画像で設定します。
コンバージョン(CV)
Webサイト上で訪問者が目標とする行動を完了すること。名刺サイトの場合は「お問い合わせフォームの送信」がコンバージョンにあたります。
関連記事:第2章 ホームページ・ブログ・LPの違い →カラーコード(HEX値)
色を「#FF5733」のように6桁の英数字で表す方式。Web制作ではこのコードで正確に色を指定します。メインカラーが決まっていない場合は、参考画像からカラーコードを抽出することもできます。
WebP(ウェッピー)
Googleが開発した次世代画像フォーマット。JPEGやPNGと比べてファイルサイズが小さく、同じ画質でも表示速度が速くなります。スマホの通信量削減にも効果があります。
セキュリティ・スパム対策
SSL(SSL化 / https)
Webサイトとブラウザ間の通信を暗号化する仕組み。SSL化されたサイトはURLが「https://」で始まり、ブラウザに鍵マークが表示されます。セキュリティだけでなく検索順位にも影響するため、現在は必須の設定です。
関連記事:第1章 SNSと独自ドメインの違い →Cloudflare Turnstile
Cloudflare社が提供する無料のスパム対策サービス。お問い合わせフォームやログイン画面をボット(自動プログラム)から守ります。ユーザーにパズルを解かせる必要がなく、裏側で自動的に人間かどうかを判定します。
reCAPTCHA(リキャプチャ)
Googleが提供するスパム対策サービス。「私はロボットではありません」のチェックボックスや画像選択で知られています。2025年に無料枠が大幅に縮小され、管理コストが増加したため、現在は新しい代替サービスへの移行が進んでいます。
関連記事:第5章 お問い合わせフォームの運用 →スパム
迷惑な自動送信メッセージのこと。お問い合わせフォームにボットが大量に送信してくるケースが多く、放置するとメールボックスが溢れたり、サイトの信頼性が下がる原因になります。
関連記事:第5章 お問い合わせフォームの運用 →ボット
自動的に動作するプログラムのこと。良いボット(Googleの検索ロボットなど)もありますが、スパム送信や不正ログインを試みる悪意のあるボットも存在します。TurnstileやSiteGuardはこれらの悪意あるボットからサイトを守ります。
サイトキー / シークレットキー
Cloudflare Turnstileなどのスパム対策サービスを利用する際に必要な2つの認証コード。お客様のアカウントで発行していただき、こちらでWordPress側の設定を代行します。
サーバー・ドメイン
サーバー
Webサイトのデータを保管し、インターネットに公開するためのコンピュータ。よく「土地」に例えられます。レンタルサーバー(Xserverなど)を借りてサイトを設置するのが一般的です。
関連記事:第1章 SNSと独自ドメインの違い →ドメイン
「example.com」のような、サイトの住所にあたるもの。よく「表札」に例えられます。独自ドメインを取得することで、事業の信頼性が高まります。年間数百円〜数千円の維持費がかかります。
関連記事:第1章 SNSと独自ドメインの違い →Xserver(エックスサーバー)
国内で広く利用されているレンタルサーバーサービス。安定性・表示速度・サポートのバランスが良く、WordPress運用に向いています。無料SSLや自動バックアップ機能も標準搭載されています。
Cloudflare(クラウドフレア)
Webセキュリティとパフォーマンスのサービスを提供する企業。当方ではスパム対策(Turnstile)の利用のために無料アカウントの作成をお願いしています。アカウントの作成・利用ともに無料です。
FTP
サーバーにファイルを送ったり受け取ったりするための通信方式。テーマファイルの配置やバックアップの取得に使用します。お客様が直接操作する必要はなく、制作者側で使用するツールです。
SEO・検索関連
SEO
Googleなどの検索エンジンで上位に表示されるための施策のこと。「検索エンジン最適化」と訳されます。当方では専門的なSEO施策(順位を上げるための継続的な対策)はサービス範囲外ですが、SSL化や適切なページ構成など基本的な対応は標準で行います。
関連記事:第2章 ホームページ・ブログ・LPの違い →OGP(シェア画像)
SNSやメッセージアプリでURLを共有したときに表示されるタイトル・説明文・画像の設定。OGPが未設定だと、シェアされた際に意図しない画像や文章が表示され、印象が悪くなります。
XMLサイトマップ
サイト内のページ一覧をGoogleなどの検索エンジンに伝えるためのファイル。WordPress 5.5以降は自動で生成されるため、名刺サイト規模であればプラグインを追加する必要はありません。
Google Search Console
Googleが無料で提供するツール。自分のサイトがGoogleにどう認識されているか、どんな検索キーワードで表示されているかを確認できます。サイトマップの登録もここから行います。
インデックス
Googleなどの検索エンジンにサイトのページが登録されること。インデックスされて初めて検索結果に表示されるようになります。名刺サイト規模であれば、公開後しばらくすると自動的にインデックスされます。
パンくずリスト
「ホーム > サービス > 料金」のように、現在のページがサイト内のどの階層にいるかを示すナビゲーション。訪問者の迷子防止と、検索エンジンへのサイト構造の伝達に役立ちます。
ページ・導線
404ページ
存在しないURLにアクセスしたときに表示されるエラーページ。「ページが見つかりません」というメッセージだけでなく、トップページへのリンクや主要ページへの案内を配置することで、迷子になった訪問者をサイト内に留めることができます。
301リダイレクト
古いURLにアクセスがあったときに、新しいURLへ自動的に転送する仕組み。ページのURLを変更したり、サイトを移転した場合に設定します。検索エンジンにも「このページは恒久的に移動しました」と伝えられるため、SEO上も重要です。
サンキューページ(完了画面)
お問い合わせフォームの送信後に表示されるページ。「送信が完了しました」という安心感を与えるとともに、次のアクション(SNSフォロー、他のページへの誘導など)を案内できます。コンバージョンの計測にも使われます。
関連記事:第5章 お問い合わせフォームの運用 →下層ページ
トップページ以外の個別ページの総称。「サービス紹介」「料金」「会社概要」「お問い合わせ」などが下層ページにあたります。
ヘッダー
ページの最上部に配置される共通エリア。サイトのロゴ、ナビゲーションメニュー、お問い合わせボタンなどを配置します。全ページに表示されるため、サイト全体の「顔」にあたります。
アンカーリンク(ページ内リンク)
同じページ内の特定の場所にジャンプするリンク。URLの末尾に「#」を付けて指定します。1ページ構成のLPや、このページの上部にあるカテゴリナビで使っています。
コード・技術
HTML
Webページの構造(見出し・本文・画像・リンクなど)を記述するための言語。すべてのWebサイトの土台となっています。
CSS
Webページの見た目(色・フォント・レイアウト・余白など)を指定するための言語。HTMLが「骨組み」なら、CSSは「装飾」にあたります。
CDN
CSSやJavaScriptなどのファイルを、外部のサーバーから高速に配信する仕組み。便利ですが外部サーバーに依存するため、お客様への納品物では使用を控え、安定性を優先する方針です。
ショートコード
WordPressの投稿や固定ページの中で、[contact-form-7] のような短いコードを書くだけで特定の機能を呼び出せる仕組み。お問い合わせフォームの表示などに使われます。
契約・運用
保守(保守契約)
サイト公開後に、WordPressやプラグインの更新、障害対応、セキュリティ監視などを継続的に行うこと。月額で契約するのが一般的です。当方では「保守なしプラン」を基本としており、納品後はお客様自身で維持できる状態でお渡しします。
関連記事:第6章 運用・保守と改修の違い →要件定義
サイト制作を始める前に「何を作るか」「何をやるか・やらないか」を明確にすること。事前に合意しておくことで、制作中の認識のずれや追加費用のトラブルを防げます。
ヒアリング
制作前にお客様の事業内容、サイトの目的、ターゲット、ご要望などをお伺いする工程。ヒアリングの内容がサイト全体の方向性を決めるため、制作の中で最も重要なステップのひとつです。
テスト環境
本番サイトとは別に用意する、動作確認用のサイト。公開前にお客様に確認いただくために使用します。本番環境に影響を与えずにデザインや機能をチェックできます。
納品
制作したサイトをお客様に正式にお渡しすること。当方の保守なしプランでは、納品後1ヶ月間の動作保証が付きます。保証期間中に納品時の不具合が見つかった場合は無償で対応します。
関連記事:第7章 役割を分けて一緒に育てる →ランニングコスト
サイトを維持するために毎月・毎年かかる費用のこと。サーバー代(月1,000円前後)とドメイン代(年1,000〜3,000円程度)が一般的です。当方の保守なしプランでは、月額の保守費用は発生しません。
関連記事:第7章 役割を分けて一緒に育てる →EC(ECサイト)
インターネット上で商品を販売する通販サイトのこと。決済機能、在庫管理、配送管理など複雑な機能が必要で、名刺サイトとは制作の規模も費用も大きく異なります。当方のサービス範囲は「名刺サイト以上、ECサイト未満」です。
