ホームページの手引書
作る前に知っておきたい7つのこと。
ホームページの全体像・仕組み・費用・運用まで、「家づくり」の比喩でわかりやすく解説します。
なぜ持つのか──目的と全体像
ホームページを「持つ意味」と「3つの道具の使い分け」を知るフェーズです。SNS(借家)と持ち家の違いを押さえて、自分に必要なものを見極めます。
SNSは反応が速い「借家」/独自ドメインは反応が遅い「資産」
SNSは「借家」──反応は速いけれど、自分名義の資産にはなりません。独自ドメインのホームページは「持ち家」。反応は遅いけれど、信用が積み上がります。資産が遅く育つのは正常です。
ホームページ・ブログ・LPの違いと正しい使い分け
ホームページは「家(信用)」、ブログは「書庫(積み上げ)」、LPは「チラシ(行動)」。3つは役割がまったく違います。迷ったら母艦(家)から建てる。
独自ドメイン取得の考え方
独自ドメインは1つ取得するだけで、さまざまな展開が可能になります。
メインドメイン(本宅)── 〇〇.com のように、事業の本宅となるメインサイトに使います。
サブドメイン(別荘)── blog.〇〇.com のように、本宅とは別の独立したサイトとして運用できます。Google上では本宅と別サイト扱いになります。
サブディレクトリ(部屋)── 〇〇.com/blog のように、本宅の中に部屋を増やすイメージです。本宅と評価を共有できます。
メールアドレス(郵便受け)── [email protected] のように、ドメインと同じ名前のメールアドレスを持てます。会社専用のアドレスがあるだけで信頼感が変わります。
ドメインは「住所」であり「戸籍」です。一度取得すれば、サーバーを変えても、制作会社を変えても、積み上げた信用ごと持ち運べます。これが独自ドメインを最初に取得しておく一番の理由です。
なお、メールアドレスの info@ や contact@ はスパムの標的になりやすいため、otoiawase@ のようにローマ字表記にすると迷惑メールが届きにくくなります。
どう建てるのか──仕組みと設計
家を建てるための「工法・内装・設備」を知るフェーズです。WordPressの正体と、テーマ・プラグインの選び方を押さえます。
どう守るのか──運用と役割分担
作ったあとの「玄関の管理・日々の掃除・役割分担」を知る最終フェーズです。難しいことではありません。最低限のラインを押さえておくだけで、家は長く持ちます。
お問い合わせフォームは「玄関」──受信確認までが運用
フォームは「玄関の郵便受け」。置いただけでは機能しません。スパムはゼロにできないけれど減らせます。月1回のテスト送信──これが最低運用線です。
運用・保守は「掃除」/改修は「リフォーム」──ゼロにはできない
運用・保守は「日々の掃除」、改修は「リフォーム工事」。月額必須でも放置推奨でもない。自分の運用線を決めるだけで、家は長く持ちます。
ホームページは資産。だから役割を分けて、一緒に育てる
資産には所有と運用がセットで必要です。「全部お任せ」も「全部自分で」も長くは続きません。無理なく続く形は、最初に役割を決めておくことで生まれます。全7章の総括と最低運用チェックリストをまとめます。
