画像で簡単STEP解説！ROW関数の使い方

特定のセルまたはセル範囲の行番号を取得するために「ROW関数」を使用します。ROW関数は、指定したセルの行番号を返すための便利な関数です。

なずな

ROW関数の基本

ROW関数の構文

まずは、ROW関数の基本的な構文を見てみましょう。

• 参照（省略可能）: 行番号を取得したいセルまたはセル範囲を指定します。参照を省略すると、関数が入力されているセルの行番号が返されます。

基本的なROW関数の使用

目的: 指定したセルの行番号を自動で表示させ、データの整理や分析に活用します。

ROW関数とは？ 指定したセルの行番号を返す関数です。引数を省略した場合、関数の入力されているセルの行番号を返します。

行番号を表示したいセル（例：B1）を選択: B1セルに行番号を表示させたいとします。

「数式」タブから関数を選択: 「数式」タブをクリックし、「検索/行列」カテゴリから「ROW」関数を選択し、「OK」をクリックします。

「関数の引数」ダイアログボックスが表示されるので、以下の引数を入力します。

• 引数を入力する場合： 行番号を取得したいセル（例：A1）を選択し、「OK」をクリックします。A1セルの行番号である「1」が表示されます。
• 引数を入力しない場合： 何も入力せず「OK」をクリックします。B1セル自身の行番号である「1」が表示されます。

「OK」をクリックして、ROW関数の入力を確定します。B1セルに、指定したセル（またはB1セル自身）の行番号が表示されます。

B2セルの右下隅をダブルクリックするか、下にドラッグすることで、他の商品についても値が自動で表示されます。

ポイント

• ROW関数は、引数を省略すると関数が入力されているセルの行番号を返します。
• 引数にセル参照を指定することで、任意のセルの行番号を取得できます。
• ROW関数は、行の挿入・削除によって自動的に再計算され、常に正しい行番号を表示します。

まとめ

ROW関数を使いこなすことで、行番号に基づいたデータ処理が簡単にでき、Excelでの作業が効率化されます。ぜひ試してみて、Excelでのデータ操作をさらに便利にしてくださいね！

なずな

akitoyo

ビジネスパーソンとして25年のキャリアを積み上げ５年間ほど管理職の経験あり。これまでに自己投資には100万円以上を費やし、自己啓発のために130冊以上の書籍を読破。戦略立案や分析を生業とし、日本情報処理技能検定試験（表計算）初段／1級の資格を保有。副業でExcelのコンサルティング事業やWEBサイト代行なども提供しています。IQ126（WW IQテスト）