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統計関数
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画像で簡単STEP解説!RANK関数の使い方

Akitoyo
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指定した数値がデータセット内で何番目の順位かを求めるために「RANK関数」を使用します。RANK関数は、データを昇順または降順に並べた際の順位を計算するための非常に便利な関数です。

なずな
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RANK関数の基本

RANK関数の構文

まずは、RANK関数の基本的な構文を見てみましょう。

=RANK(数値, 範囲, [順序])

  • 数値: 順位を求めたい数値を指定します。
  • 範囲: 順位を計算する範囲を指定します。
  • 順序(省略可能): 昇順または降順を指定します。省略すると、0(降順)となります。
    • 0 または省略: 降順(数値が大きいほど上位)。
    • 1: 昇順(数値が小さいほど上位)。

基本的なRANK関数の使用

目的: 商品の販売個数など、指定した範囲内の数値の順位を自動で表示させ、データの分析や比較を容易にします。

RANK関数とは? 指定した数値が、指定した範囲内で何番目に大きい(または小さい)かを求める関数です。

順位を表示したいセル(例:C2)を選択: C2セルに順位を表示させたいとします。
「数式」タブから関数を選択: 「数式」タブをクリックし、「その他の関数」カテゴリから「互換性」を選択し、「RANK」関数を選択し「OK」をクリックします。
「関数の引数」ダイアログボックスが表示されるので、以下の引数を入力します。
  • 数値: 順位を求めたい数値が入力されているセルを選択します。ここではB2セルを選択します。
  • 参照: 順位を比較する範囲をドラッグして選択します。ここではB2:B11を選択します。 この範囲は、列や行の挿入・削除でずれないよう、絶対参照($)を付けて「$B$2:$B$11」とします。
  • 順序:0 または省略:降順(大きいものが1位)で順位付けします。0 以外の数値:昇順(小さいものが1位)で順位付けします。
  • ここでは「0」と入力します。
「OK」をクリックして、ROUND関数の入力を確定します。C2セルに、B2セルの数値がB2:B11の範囲内で何番目に大きいか(順位)が表示されます。
C2セルの右下隅をダブルクリックするか、下にドラッグすることで、他のセルにも同様の計算を適用できます。

ポイント

  • RANK関数は、順位の重複をどのように扱うかによって、RANK.EQ関数やRANK.AVG関数も利用できます。
  • 同じ値がある場合、RANK関数は同じ順位を付け、次の順位を飛ばします。(例: 1位、1位、3位…)
  • RANK.EQ関数は、同じ値がある場合でも、同じ順位を付け、次の順位は飛ばしません。(例: 1位、1位、2位…)
  • RANK.AVG関数は、同じ値がある場合、それらの平均順位を付けます。(例: 1位、1位、2.5位…)

まとめ

RANK関数はデータのランキングや条件付きの順位付けをより効率的に行うことができます。他の関数と組み合わせることで、柔軟なデータ操作が可能になり、さまざまな場面で活用できます。ぜひ試してみてくださいね!

なずな
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ABOUT ME
akitoyo
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ビジネスパーソンとして25年のキャリアを積み上げ5年間ほど管理職の経験あり。これまでに自己投資には100万円以上を費やし、自己啓発のために130冊以上の書籍を読破。戦略立案や分析を生業とし、日本情報処理技能検定試験(表計算)初段/1級の資格を保有。副業でExcelのコンサルティング事業やWEBサイト代行なども提供しています。IQ126(WW IQテスト)
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