
責任感の資質解説について
ストレングスファインダーⓇ(クリフトンストレングス)とは、Gallup社が提唱する177問の質問に答えることで人々が生まれつき持っている個性的な才能と資質を発見し、それらを育てることで自己成長やパフォーマンス向上を促すことを目的とした自己理解ツールです。
当ブログでは、テスト結果で得られた34の資質について管理人の独自の視点で資質解説を紹介しておりますが、Gallup社の公式見解とは異なる場合がありますことをご了承ください。

責任感の資質の本質について
もし何かの理由であなたが約束を果たせないとき、あなたは相手に対してそれを何らかのかたちで埋め合わせる方法を無意識に探しはじめます。謝罪では十分でありません。言い訳や正当化は問題外です。あなたは埋め合わせが終わるまで、生きた心地がしません。このような良心、物事を正しく行うことに対する強迫観念に近い考え、非の打ちどころがない倫理観、これらがすべてあいまって「絶対的に信頼できる」という高い評判を生み出すのです。
引用元:トム・ラス.さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版ストレングス・ファインダー2.0(Kindleの位置No.1595-1599).日本経済新聞出版社.
自分の約束を果たすことに対する情熱、誠実さ、完璧主義、そして倫理観が組み合わさったものです。これらが相まって、他人から信頼される評判が築かれます。
責任感の資質の特徴として見られる3選
- 始めたことは最後までやり遂げる力があります。
- 相手に対して誠実であり、真心を持って接することができます。
- 約束や取り決めを守り、言葉と行動が一致している人です。
責任感の資質の人へのアクションプラン
- 重要なプロジェクトに取り組む際、自分の責任感をアピールし、完璧な成果を求める姿勢を見せる。
- 責任感が強い同僚と協力して、より効果的な成果を上げる。
- 自分が取り組むべき範囲を明確にし、他人にも仕事を任せることで、チーム全体の成長を促す。
- 家族や友人との約束を大切にし、信頼関係を築くことを心がける。
- コミュニティ活動やボランティアに参加し、自分の責任感を活かして地域貢献を行う。
- 自分の趣味や習慣に対しても責任を持ち、継続的に取り組むことで、自己成長を促す。
責任感の資質が高い人が気をつけたいこと
責任感が弱みとなるのは、自分が引き受けるべきでないタスクに取り組むことで、本来の仕事がおろそかになってしまう状況です。また、他人に仕事を任せることが苦手であるため、チームの成長や発展を妨げることもあります。
責任感の資質と相性の良い資質について
責任感のある人にとって、規律性や目標志向が高い人物が最適なバディです。彼らは、責任感のある人が多くの仕事を引き受けすぎないようサポートし、焦点を絞って効果的に仕事を進める手助けをしてくれます。
まとめ
最後にまとめると、責任感のある人は、約束を果たすことに対する情熱と誠実さを持ち、他人からの信頼を得やすいです。しかし、自分が引き受けるべきでないタスクに取り組んでしまうことが弱点です。ディシプリンやフォーカスが高い人物と協力することで、バランスの取れた働き方ができるでしょう。

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