
包含の資質解説について
ストレングスファインダーⓇ(クリフトンストレングス)とは、Gallup社が提唱する177問の質問に答えることで人々が生まれつき持っている個性的な才能と資質を発見し、それらを育てることで自己成長やパフォーマンス向上を促すことを目的とした自己理解ツールです。
当ブログでは、テスト結果で得られた34の資質について管理人の独自の視点で資質解説を紹介しておりますが、Gallup社の公式見解とは異なる場合がありますことをご了承ください。

包含の資質の本質について
「もっと輪を広げよう」。これは、あなたが人生の基本としている信念です。あなたは人々をグループのなかに包含して、その一員であると感じさせたいのです。選ばれた者だけのグループを好む人たちとは正反対です。(中略)あなたの包含という資質は、「人はそれぞれ違っており、その違いに敬意を払うべきだ」という信念に必ずしも基づいているわけではありません。むしろ、人は基本的に皆同じであるという確信に基づいています。人は皆、同じように重要なのです。ですから、誰ひとりとして無視されてはいけないのです。私たちひとりひとりがグループに含まれるべきです。
引用元:トム・ラス.さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版ストレングス・ファインダー2.0(Kindleの位置No.2064-2075).日本経済新聞出版社.
人々を巻き込み、彼らに温かみを感じさせることを目指しています。この資質は、個々の違いを尊重するというよりも、根本的に私たちはみんな同じだという信念に基づいています。だからこそ、誰もが無視されず、誰もが含まれるべきだと考えています。
包含の資質が強みとなるのは、多様な文化や背景を持つ人々を結びつけるリーダーシップが求められる場面です。また、新人のオリエンテーションやチームビルディングの場でも、この資質が活かされます。
包含の資質の特徴として見られる3選
- 多くの人脈を持ち、人々をつなげることが得意です。
- 人との交流やコミュニケーションを大切にし、自然に周囲の人々と親しくなることが得意です。
- 思いやりがあり、周囲の人々を気遣うことが得意です。
包含の資質の人へのアクションプラン
- ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の取り組みを推進
- メンター制度の導入や改善
- 跨部門的なプロジェクトチームの結成
- 異文化交流イベントの参加
- 地域コミュニティへの関与
- ソーシャルクラブや趣味グループの活動
包含の資質が高い人が気をつけたいこと
包含の資質が弱みとなるのは、状況によっては特定の人々を排除することが必要な場合や、困難な人物と対処しなければならない場面です。このような状況では、他者と協力して対処することが求められます。
包含の資質と相性の良い資質について
包含の資質を持つ人が、包含の資質を持つクライアントのバディとして適しています。包含の資質を持つ人は、他者の感情を理解し共感することが得意であり、包含の資質を持つ人と協力して、より広範な人々と深いつながりを築くことができます。
まとめ
包含の資質は、他者を巻き込み、参加させることを目指す資質です。仕事やプライベートで、人々とのつながりを大切にし、コミュニケーションを円滑に進める役割を果たします。包含の資質をを持つ人が、バディとなる資質や人物像として適しています。

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