【本要約】0秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング【実体験】

【本要約】0秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング【実体験】

紙に書き出すことで明らかに頭の回転速度は上がります。数年にわたり紙に書いてきた結果、人生が変わったことを実感しています。その一つの手段としてゼロ秒思考があります。

今回、ご紹介する書籍は『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 著者 赤羽雄二 (あかば・ゆうじ) ダイヤモンド社』です。

本書の構成は次の通りになっています。

①考えるためのヒント
②人はゼロ秒で考えられる
③ゼロ秒思考をつくるメモの書き方
④メモを使いつくす
⑤メモの整理 活用法

当サイトではゼロ秒思考の目的と実際にどのように行うかの実践も踏また上で要約をを始めたいと思います。

そもそもゼロ秒思考とは?

結論として紙に考えていることを書くことで感情や考えなどを客観視することが可能です。ただし、ただダラダラと紙に書くのではなく条件と制限を設けることでその効果を最大限に活かすことが可能です。

A4の紙に1件1ページで書く。ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な「考える力」を鍛えられる。深く考えることができるだけではなく、「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける。心のコントロールの達人にもなり、ストレスや不安、 恐怖が軽減される。前向きに明るく生きることができるようになる。しかも、お金はほんとどかからず、わずか3週間ほどでかなりの効果を体感できるはずだ。

引用元:『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 著者 赤羽雄二 (あかば・ゆうじ) ダイヤモンド社』 はじめに より

僕もゼロ秒思考については実際に1年ほど試してみました。

問いが発生した場合にすぐに頭のなかに答えが思い浮かでいるそんな感覚はあります。

また、人はなかなか客観視できないので紙に書くことで始めて考えることができます。

ゼロ秒思考は 究極のアウトプット方法 です。

ゼロ秒思考の本文の書き方について

ゼロ秒思考を行うためには決まられたルールがあります。この形でメモすることを推奨ではなく必ず行うようにと著者は述べております。

何をを書くかについて著者はこう述べています。

頭の中はもやもやしていることが多い。いろいろな言葉が浮かぶ。言葉にならない言葉が浮かんでは消える。それを頑張って言葉にしてみる。浮かんだ瞬間に言葉にしてみる。言葉にしてみると言っても、頭で考えているだけだとふわふわしたままで明確にならないので、紙に書き出す。あれこれよからぬことが浮かんでも、かまわず書く。「かまわず」というのは、人の名前も、欲望も憎しみも、全部そのまま書くという意味だ。なんとなく嫌な気持ちの時でも、頑張って書き出してみる。そうすると、全部はき出したあと、不思議と少しだけは前向きになれる。

引用元:『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 著者 赤羽雄二 (あかば・ゆうじ) ダイヤモンド社』 p.12 より

実践してみるとわかるのですが、頭のモヤモヤとかは書けば書くほどスッキリします。

また、とても1分が早くてなかなか思い通りに書けないことが多いです。

1分以内に4行を書くのがなかなか苦戦します。

タイトルを書いて日付を書いているあいだに既に10秒くらい経過しているので字も汚くなってしまいがちです。

これに関してはとにかくひたすら書いて訓練するしかないです。

ただ、続けているうちに一瞬で答えが浮かぶようになっていきます。

頭のほうが早くて書くのがおいつかなくなります。

書くことの効力についてはかなり絶大です。

ゼロ秒思考を行う目的について

端的に言うと、考えるための筋トレのようなものです。

日本では「深く考える訓練」「真剣に・本当に考える訓練」は、小学校から大学までほとんど行なわれてこなかったからだ。

引用元:『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 著者 赤羽雄二 (あかば・ゆうじ) ダイヤモンド社』 p.33 より

私たちは考えているつもりでも本質的な部分にたどり着くまでは浅はかであり、考えているつもりになってしまい、その結果、無駄な時間を過ごしている場合があります。

深く考えない人ほど論点がずれて本質的な部分から外れて意思疎通がうまくいかない場合が多いです。

会話のなかで、上記のような具体と抽象化の行き来が表現な必要な場合にゼロ秒思考をトレーニングしておくとすんなり相手の言葉を理解できる力が身に付きます。

次に、今回はゼロ秒思考のルールと整理法についてまとめていきたいと思います。

ゼロ秒思考を始めるために必要なもの

  • A4用紙(再利用でもOK)
  • ペン(おすすめはVコーン)

基本的に用意が必要なものはこの2つです。

A4用紙については著者は一度使用したA4用紙の裏側で十分と言っておりますが、私の場合は500枚で数百円で売っているので新品を使用しています。

ペンは色々と試してみましたが、パイロットのVコーンが1番書きやすいです。

紙との相性ももちろんありますが、途中で書けなくなるというようなことはほぼありませんのでイライラすることはあまりないです。

ゼロ秒思考を続けるためにあると便利なもの

1分をセットするのにスマホでも代用はもちろん可能ですが、セットにロスが発生するのでタイマーがあると非常に便利です。

なぜかというと、スマホの場合は設定によっては画面にロックがかかってしまい煩わしいためです。

ゼロ秒思考は毎日わずか10分(1ページを1分以内で毎日10ページを書くことを推奨)で結果を出せますが、続けられない理由としてこの時間を測ることの煩わしさが原因になっているかもしれません。

僕の場合は回数をこなせばこなすほど時間をセットする手間で徐々にストレスになっていたので環境を整えることは大切です。

ゼロ秒思考を整理するために必要なもの

書いた内容については最終的にクリアフォルダに入れて整理をします。

カテゴリーごとにわけて整理します。

あると便利なものとして。

  •  クリアファイル
  • ラベルシール
  • 100均の収納ケース

3ヶ月に一度フォルダを整理し、さらにその3ヶ月にもう一度だけ見直し保管しておくことを推奨されています。

こうすることで頭のなかを整理できます。

まとめ

まとめになります。

ゼロ秒思考を行うことで得られるものは、モヤモヤする感情などを吐き出すことで客観視できます。

客観視しかつ判断能力を身につける上では非常に効果のあるトレーニングですし、毎日、コツコツと積み上げることで自信にもつながります。

今回、本要約に記事を書いてみて改めてゼロ秒思考の必要性に気付かされたのでゼロ秒思考の結果はこれからも更新していきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)